民主党が大統領選で敗北したことで、バイデン政権が任命したエマニュエル駐日米大使が近いうちに離任することが確実だと見られています。
また、エマニュエル大使は民主党を立て直すために、民主党全国委員長への立候補を検討しており、就任に向けての支持集めのため、想定より早く離任する可能性が出てきています。
民主党全国委員長に出馬検討 駐日米大使、党立て直し担う―報道Nx7CFGX1
米ニュースサイト「アクシオス」は15日、エマニュエル駐日米大使が退任後、民主党全国委員会の委員長への立候補を検討していると報じました。
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) November 16, 2024
カマラ・ハリス氏が大統領選に勝利していれば政権入りもあり得ましたが、トランプ氏の勝利により計画がパーになりました。
米国のエマニュエル駐日大使、11月下旬に離任する意向 民主勝利なら政権移行関与IPB3ejWsa
共和党大統領候補のトランプ前大統領が勝利すれば、駐日大使の交代は確実。エマニュエル氏は次期大使が決まるまで務めるのではなく、次の政界ポスト探しを進めたい考えという。
— 産経ニュース (@Sankei_news) August 10, 2024
エマニュエル氏はクリントン政権の時代から民主党政権の中枢にいます。オバマ政権時代には、日本の官房長官にあたる首席補佐官、そして民主党の下院議員団の幹部も経験しています。「ザ・民主党」の人物です。
エマニュエル大使は下院議員として、またホワイトハウスの首席補佐官として、ヘルスケアから国家安全保障まで、いくつかの国にとって最も重要な決断に携わりました。 #新駐日米国大使 pic.twitter.com/dfqtxUh0fq
— アメリカ大使館 (@usembassytokyo) January 14, 2022