ペドロ・エンリケ 写真:Getty Images

 ブラジル1部コリンチャンス所属のブラジル人FWペドロ・エンリケに、Jリーグクラブが関心を寄せている模様。現地メディアが同選手の去就を特集している。

 現在34歳のエンリケは、右利きのアタッカー。2012年からおよそ10年にわたり、スイス1部FCチューリッヒ、フランス1部スタッド・レンヌ、ギリシャ1部PAOKなど欧州の複数クラブでプレーした実績を持つ。

 そして2022年4月にトルコ1部スィヴァススポルを退団して以降は、ブラジル国内でプレー。2024年2月にSCインテルナシオナルからコリンチャンスへ移籍したが、今季はここまでリーグ戦11試合のスタメン出場で1ゴール1アシスト。ハムストリングの負傷でシーズン序盤に長期離脱を余儀なくされたほか、9月以降はほぼ全試合で出番がない。

 リーグ戦残り3試合とシーズンが佳境を迎えるなか、ブラジルメディア『Bola Vip』は11月25日、「エンリケは国内外の複数クラブからオファーを受け取った」とリポート。これによると、選手サイドはJリーグクラブの関係者と交渉したとのこと。エンリケとコリンチャンスとの契約期間は2025年12月まで残っているが、クラブは同選手の今冬放出を目指す一方、選手本人は残留を望んでいるという。

 元オランダ代表FWメンフィス・デパイの活躍もあり、出場機会を失っているエンリケ。選手サイドとクラブの意向に相違があるとみられるだけに、同選手の今後に注目したいところだ。