マンチェスター・ユナイテッドは24日に行われたプレミアリーグ第12節でイプスウィッチ・タウンと対戦。ルベン・アモリム監督の初陣となったこの試合ではイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードのゴールで先制したが、最終的に追いつかれてドローに終わっていた。
今季のプレミアリーグで12位に委しているユナイテッドだが、低迷している理由の1つが下から4番目となる得点力。昨夏に加入したデンマーク代表FWラスムス・ホイルンドと、今夏に加わったオランダ代表FWジョシュア・ザークツィーはともに1ゴールと寂しい数字になっている。
ドイツ『スカイ・スポーツ』によれば、アモリム監督も冬の移籍市場での補強を視野に入れており、左サイドバックとストライカーの補強を目指している模様。そのターゲットがバイエル・レバークーゼン(ドイツ1部)でプレーするナイジェリア代表FWビクター・ボニフェイスだという。
2023年夏にレバークーゼンに加わったボニフェイスは初年度からエースとしてクラブのブンデスリーガ無敗優勝に貢献すると、今季もここまでリーグ戦10試合で6ゴールを記録。同選手はレバークーゼンと2028年夏まで契約を結んでいることから、ユナイテッドが引き抜くには多額の資金が必要になるようだ。
なお、ユナイテッドはそのほかにもアイントラハト・フランクフルト(ドイツ1部)でプレーするオマル・マーモウシュや、パリ・サンジェルマン(フランス1部)のフランス代表FWランダル・コロ・ムアニ、ガラタサライ(トルコ1部)でプレーするナイジェリア代表FWビクター・オシムヘンにも興味を持っているようだが、巻き返し目指す後半戦に向けて課題の攻撃面を改善する選手を補強できるのだろうか。