今後も脱退が相次ぐ可能性

 関東のある自治体のPTA団体の関係者は、関東圏のPTA協議会は今後、さらに相次いで脱退する可能性があるとの見方を示す。

「あまりにもずさんな運営体制に業を煮やした各自治体のPTA団体が、日P執行部に相次いで疑問の声をあげました。しかし、現執行部はまともな回答はしませんでした。そのため、関東ブロックPTA協議会として情報開示請求を何度も行いましたが、それも拒否されたことから、関東ブロック協は現執行部の解任を求めましたが、執行部は『関東ブロック協が不当に騒ぎたて、日Pの正常な運営を乱している』などと主張し、完全に溝ができました。その後、関東ブロック協と執行部は協議の場を設けましたが、日P執行部が情報を隠そうとするような不誠実な対応を繰り返しています。そのため、関東のPTA組織の間では日Pに対する不満がくすぶっています。群馬や茨城などでも日Pとの関係を考える、との声があがっています」

 関東だけではなく、他の自治体でも日Pに対する不満の声は少なくない。脱退までは検討していなくても、日Pが不透明な会計について詳細な説明を行うまで会費の納入を留保すると表明している組織も続出している。

(文=Business Journal編集部)

提供元・Business Journal

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