プレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッドが、元レアル・マドリードのレジェンドであり今夏セビージャを退団後無所属が続いているDFセルヒオ・ラモスの獲得を検討しているようだ。
今2024/25シーズンのニューカッスルは得失点差がわずか+2と苦戦しており、攻撃と守備の両面での改善が求められる中、センターバックのDFスフェン・ボットマンが負傷離脱中であることから、守備の補強が急務とされている。スペインメディア『Fichajes』によれば、ニューカッスルはラモスとの1年半契約を目指し、1,000万ユーロ(約16億1,702万円)のオファーを準備しているという。
一方で、38歳のラモスは今もトップレベルの選手として評価されており、そのリーダーシップと経験がチームの目標達成に貢献できると期待されている。獲得競争は簡単ではない。
サウジアラビアやメジャーリーグサッカー(MLS)のクラブもラモスに関心を寄せており、これらのリーグではニューカッスルの提示額を超える高額なオファーが予想されているようだ。しかし、プレミアリーグの上位争いに加わるニューカッスルでのプレーは、ラモスにとってキャリアの価値を維持する選択肢となり得ることから魅力的な要素と考えられており、その動向に注目が集まっている。
ニューカッスルがラモス獲得に成功すれば、守備面の課題解消だけでなく、チーム全体の士気向上にも寄与することが期待されている。