明治安田J1リーグの北海道コンサドーレ札幌は、12月8日に行われる第38節で柏レイソルと札幌ドームで対戦する。2024シーズンのラストゲームとなるこの試合だが、アウェイ側のチケット価格が高すぎるとSNSで話題を呼んでいる。
札幌はチケット販売に際し、価格がビッグデータ分析から出される需要予測で随時変動するダイナミックプライシング制度を導入。その影響で、第38節のアウェイゾーン(柏側自由席)の価格はどんどん上昇し、11月25日時点で9,650円となっている。
これを受け、Xには「札幌のダイナミックプライシング上限ないのやばいな」「消費者庁入ってくれ」など、同制度に批判的な声が挙がっている。また、あまりの高さに「ボッタクリ域まで来ている」というコメントも寄せられた。
25日時点では、残席に余裕があるカテゴリ1の指定席は6,750円(非会員向け価格)で販売されている。同席種はピッチサイドシートやクローズアップシートなどに次ぐ良席にも関わらず、柏側自由席(ゴール裏)よりも約3,000円安い値段だ。
札幌のホームゲームにおけるチケット販売を巡っては、昨年の2023シーズンにも第34節浦和レッズ戦で、浦和側の自由席の価格が8,000円まで上昇した。しかし、今回はそれを大きく上回っている。柏戦の価格はこのまま1万円を超えるのだろうか。