■『モンダミン』使用後、口の中の状況は…
まずは『モンダミン』を使用する際の手順について確認。
すると、アース製薬担当者は、「1 本でお口のトラブル(むし歯予防、歯肉炎予防、出血予防、歯垢付着予防、口臭予防、口中浄化、口中爽快)をまるごと解決する『モンダミンプレミアムケア』(医薬部外品・洗口液)でご説明します」と、商品名を挙げる。
続けて「使い方は日常の歯磨きに加え、適量約 20mL(キャップ半分の線)をお口に含み、20~30 秒程すすいでから吐き出してください。使用回数に制限はございません。食事の後や口の中をスッキリさせたいとき、お休み前など、いつでもご使用頂けます。高い洗浄力により、口をすすいで歯垢・口臭といった口内トラブルの原因となる食べカスやミクロの汚れ、ネバネバを洗い流してくれます。キャップの内側に 20mL の印がついており、計量の目安になります」との回答が得られた。
こちらを踏まえた上で、担当者は「『モンダミン』はご使用後、水ですすぐ必要はありません」と説明してくれたのだ。
さらに驚くことに、「液は吐き出しても口の中に少量残りますが、問題はありませんし、使用後、お口を水ですすぐ必要もありません」とのコメントが。
その詳細については、「有効成分 CPC(セチルピリジニウム塩化物水和物)が、むし歯・歯肉炎・口臭の原因菌を殺菌するとともに、GK2 が歯肉炎を予防して引き締まった健康的な歯ぐきを保ちます」「さらに TXA(トラネキサム酸)が歯ぐきからの出血を予防し、歯のコーティング成分セラックにより歯の表面をコートして、むし歯菌や酸から歯を守るだけでなく、さわやかなプレミアムミントの香味で、ひんやり心地よい清涼感が続きます」と、丁寧に説明してくれた。
つまり『モンダミン』の性能を引き出す、という観点から見ると、使用後に水ですすぐ行為は「逆効果」だったのだ。