特に問題となるのは、10億円を超える被害を把握すること自体の困難さに加え、実際に被害を受けていない利用者から虚偽の申告があった場合、それを正確に判断する術がない点です。

貸金庫には何が保管されているかを銀行側が把握していないため、被害の発見が遅れた可能性があります。いずれにせよ何を疑われても銀行側は反論するのが難しい状況のようです。