■書き損じはがきがワクチンに
その1つとして、「認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会(JCV)」は、2023年の「いいふみの日」にプレスリリースを発信し、書き損じはがきや使用済み切手、未使用のはがきや切手を回収して、途上国の子供たちにワクチンを贈る活動への協力を呼びかけている。
それによると、はがき10枚でBCGワクチン20人分を、使用済み切手1kgでBCGワクチン75人分を提供できるとのこと。2023年1月〜12月の活動で、ポリオワクチン約558,506人分、金額にして11,170,107円分の支援があったという。
手元に不要な切手やはがきがあれば、それが発展途上国の子供たちの命を救う貴重なワクチンになるかもしれない。引き出しの中を整理してみる価値は計り知れない。