今夏に中盤の補強の目玉としてアストン・ビラ(イングランド1部)からユベントス(イタリア1部)に加入したブラジル代表MFドウグラス・ルイス(26)だが、わずか半年で退団の可能性が浮上しているようだ。
2019年夏にアストン・ビラへ活躍の場を移したドウグラス・ルイスは豊富な運動量と球際の強さを武器にプレミアリーグ屈指のセントラルMFに成長。今夏に推定移籍金5000万ユーロ(約80億6000万円)でユベントス入りすると、ここまでセリエA7試合に出場している。
しかし、今季からチアゴ・モッタ監督からの信頼を掴み取れておらず、公式戦でのプレータイムは312分のみ。現在は負傷離脱している同選手だが、2試合連続でPKのチャンスを献上するなどチームの足を引っ張っている状況で、サポーターからも反感を買っているようだ。
イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、ドウグラス・ルイスのパフォーマンスが期待以下であることから冬の移籍市場で売却を検討している模様。今夏に同選手のほかにフランス代表MFケフラン・テュラムやオランダ代表MFトゥーン・コープマイネルスなど大金を投じたこともあり、一部の資金回収に動く可能性があるようだ。
ブラジル代表DFグレイソン・ブレーメルとコロンビア人DFフアン・カバルが負傷離脱していることから1月の移籍市場では守備の強化がマストとなっているユベントスだが、資金を捻出するためにわずか半年で同選手を放出することはあるのだろうか。