ランダル・コロ・ムアニ 写真:Getty Images

 成績不振に伴いエリック・テン・ハグ前監督を解任したマンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)だが、プレミアリーグで13位に位置。低迷している理由の1つが下から4番目の12ゴールという得点力不足が挙げられている。

 デンマーク代表FWラスムス・ホイルンドと今夏に加わったオランダ代表FWジョシュア・ザークツィーが期待に応えられていないことから、フランス『Le10Sport』によれば、ユナイテッドはパリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)でプレーするフランス代表FWランダル・コロ・ムアニに興味を持っているようだ。

 プレミアリーグ第12節のイプスウィッチ・タウン(イングランド1部)戦からルベン・アモリム新監督が指揮するユナイテッドがコロ・ムアニの獲得に興味を持っている模様。ただ、ユナイテッドは資金面での余裕がないことからレンタルでの補強を望んでいるようだ。

 下部組織からプレーしたナント(フランス1部)でプロキャリアをスタートさせたコロ・ムアニは、2022年夏に加入したアイントラハト・フランクフルト(ドイツ1部)でブレイク。2023年夏にPSGと5年契約を結んだが、在籍2年目の今季もここまでリーグ・アン8試合で2ゴールと主力にはなりきれていない。

 この状況ではあるものの、フランス代表FWは自身の去就について「退団?いや、そんなことは考えたことはないね。僕は仕事を続けたいし、自分の力を見せて全力を出したい」と自身の去就について言及。フランス王者からの退団を否定した同選手だが、シーズン途中に出場機会を求めて移籍するのだろうか。