今夏にアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスやイングランド代表MFコナー・ギャラガーなど大型補強を敢行したアトレティコ・マドリード(スペイン1部)だが、冬の移籍市場でも大物選手を引き抜きたいと考えているようだ。
『ESPN』によれば、冬の移籍市場でアトレティコはチェルシー(イングランド1部)に所属するアルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデス(23)だという。中盤にクオリティとダイナミズムを加えたいと考えているアトレティコはエンソが理想的な選手だと考えており、レンタル移籍を希望しているという。
そのエンソはアルゼンチン代表の優勝にも貢献した2022年カタール・ワールドカップでは最優秀若手選手にも選ばれると、2023年1月に当時のイギリス史上最高額となる移籍金でベンフィカ(ポルトガル1部)からチェルシーへとステップアップを果たした。
加入直後からレギュラーとしてプレーすると、エンツォ・マレスカ新監督が就任した今季もここまでプレミアリーグ10試合に出場。ただ、10月下旬ノッティンガム・フォレスト(イングランド1部)戦以降は、ベンチからのスタートとなっている。
この状況をアトレティコは最大限に活用したいと考えているものの、チェルシーはアルゼンチン代表MFを獲得するために多額の資金を投資していることから複雑なオペレーションだという。それでも、アトレティコは同選手を獲得するためにあらゆるプランを検討するつもりのようだが、念願の補強に成功するのだろうか。