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私たちの人生にはさまざまなキャラクターが存在します。日常生活では、状況に応じて異なる役割を演じ分けています。本来のあなたはどんな人なのでしょう?

それを知る手法のひとつに「エゴグラム(交流分析)」と呼ばれる性格診断テストがあります。

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エゴグラム(交流分析)による性格診断

エゴグラムは、イギリスの心理学者エリック・バーンが提唱した交流分析に基づく性格診断テストです。このテストを通じて、自分の性格傾向や行動パターンを把握し、自己理解を深めることができます。

誰でも簡単に取り組めるのに加え、グラフ化された結果を見れば、自身の特徴が視覚的・客観的にわかりやすく捉えられるので、学校や企業など幅広い場面で用いられています。

エゴグラムでは、自我状態の「思考・感情・行動」のもとになる心のエネルギーを5つのカテゴリーに分類し、50の質問に答えることで、どのエネルギーが高いのか分析します。

ご自身はもちろん、周りの人にもやってもらえば、家族や仕事仲間についても性格の傾向を把握できます。代表的な5つの性格について解説します。

【エゴグラムにおける5つの性格カテゴリー】

① CP(Critical Parent:厳格な親) Pは親の影響を取り入れて作り上げられた特性であり、CPは父親的・批判的な親の自我状態を表します。CPが高いと、規則・規律を重んじ、理想や目標に向かって進むことができるなど、肯定的な面では道徳的・倫理的・理想の追求などの特徴があります。

② NP(Nurturing Parent:保護的な親) NPは母親的・保護的な親の自我状態を表しています。優しい親(母親)のような役割を担い、世話好き・温かいといった特徴があります。しかしNPが強すぎると、相手を甘やかしたり、過干渉・過保護になったりしやすい側面もあります。