しかし、そうこうしているうちに若い世代の社会保険料負担は健康保険料と相まって上がり続け、のっぴきならない状態になっています。年金に期待している若年層も多くないでしょう。
年金の財政検証が発表された今年こそ、現行の年金が世代間格差や持続可能性という観点から本当に問題がないのかどうか、与党も含めて政治家がガチンコで議論をしなければなりません。
維新はすでに積立方資金への移行あるいは最低所得補償制度の導入など、現在の年金の解体的出直しをこれまでも提言してきたところですが、来たるべき衆院選挙に向けて、その提案をさらにアップデートできないか検討を進めています。
自民党が目を背けるならばこそ、ここに切り込むことが維新の役割です。
窓口負担の見直しを含む医療制度改革と合わせて、摩擦を恐れることなく、現役世代の負担軽減と持続可能性を高めるための提案を続けていきます。
編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2024年8月17日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。