実際の被害も

家屋の全壊は人口密度の低い神奈川県が東京都の3倍。しかし東京の死者が神奈川の2倍だったのは、火災の死者が神奈川の3倍だったためである。

どうして地震の前触れみたいなのがあっても警報出さないの?

これをSNSで言ってる人がいました。3.11のときも能登も前日にそこそこの地震があり、そのときに「もしかしたら大きいのが来るかも」という警報が出ていたら助かった人がいたかも。というわけですが、無理です。

その程度の地震は日本中でひっきりなしに起きており、いちいち警報出したら経済が止まって飢えて死んでしまいます。コロナの時と同じです。ちなみにいまどこで地震が起きているかはこちらで見られるので気になる人は毎日チェックしてください。メガなんとか予測より、このデータから「いま小さな予兆かもしれない地震が起きてるのはここです」ってメルマガの方がよほど当たると思います。

気象庁予震マップ

いまはまだ能登で予震が凄いです。で、これが予知に使えないのは「前兆」なのか「予震」なのかがわからないからです。実は150年前の地震の余震がまだ続いていたりするのでその切り分けができないんですね。

能登の震災の地震波がおかしかった理由

これですが、アホどもが人工地震と騒ぎましたが、人工地震は水爆でも仕込めば小さいのは起こせますが、人類(ちゅーかロシア)は地下12キロまで小さい穴を20年掛けて掘りましたが、でかい水爆を地下20キロまで埋めるデカい穴は掘れないので物理的に不可能です。電磁波を照射してという馬鹿もいましたが、海中は電磁波が通りません。w

ではどうしてか。実はアメリカはこうした基礎研究の予算が潤沢で、元旦の当日にコンピューターで解析が終わっています。アメリカだから翌日か。2024-01-01 07:10:09 (UTC)

こちら(Earthquake Hazards Program)をごらんくださいませ。

確かに能登の震災では揺れが2回きています。

これはですね。

活断層がズレて1回目の揺れのあと(8〜9秒後)にすぐに活断層の別のところがもう一回ズレたのです。2回目の揺れのほうが大きかった。で、みなさんも思ったでしょう?

長い地震だなあ〜って

人間にはふたつの活断層がズレたのが1つに感じられたのですよ。

今後は地震が起きたらアメリカのこのサイトで確認しましょうね。

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編集部より:この記事は永江一石氏のブログ「More Access,More Fun!」2024年1月30日の記事より転載させていただきました。

提供元・アゴラ 言論プラットフォーム

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