「もしトランプ」が大統領になったら、エネルギー環境政策がどうなるか、これははっきりしている。トランプ大統領のホームページに動画が公開されている。
全47本のうち3本がエネルギー環境に関することだから、トランプ政権はこの問題を重要視していることが分かる。今回は第3回目。
(前回:トランプの公約②:パリ協定は離脱しエネルギードミナンスを達成する)
【動画】トランプ大統領、急進左派のESG投資から米国人を守るために先頭に立ち続ける
ポイントは、「ESG投資は左翼的な価値の押し付けであり、儲からない詐欺的な投資であり、人々からお金を預かる年金基金などの無駄遣いだ。政府の資金運用においてESG投資を禁止する」というものだ。
以下、抄訳を付けておこう。
私は大統領として、ウォール街や雇用主が政治的な理由で、いわゆるESG(Environmental, Social, and Governance)投資に401Kや年金、退職金口座を投入することを禁止する歴史的な規則を発布したことを非常に誇りに思っている。この人たちは病気だ。このようなパフォーマンスの悪い詐欺まがいの金融商品は、急進的な左翼のゴミであり、本来は全く商品として成立しないものだ。