19日にコロラド州最高裁は同州の大統領候補を選ぶ予備選にトランプ氏が出馬するための資格を剥奪する判断を下しました。
トランプ氏の出馬資格を剥奪 - 米コロラド予備選で州最高裁QMrtqbRnMp
— 共同通信公式 (@kyodo_official) December 20, 2023
コロラド州最高裁は合衆国憲法の修正14条を援用し、議事堂襲撃事件を扇動したトランプ氏が「反乱者」であると認定しました。
米コロラド州最高裁、トランプ氏を大統領選の投票用紙から除外 修正14条の「反乱者の禁止」理由に CsN8QmYZi>「トランプ前大統領は単に反乱を扇動しただけではない」「議事堂の包囲が完全に進行している時でさえ、ペンス副大統領に憲法上の義務を遂行しないように要求し続け、
— ぱらみり(青い鳥解放戦線) (@paramilipic) December 20, 2023
コロラド州最高裁の判断に不服のトランプ陣営は最高裁に上訴する意向です。米最高裁は2000年大統領選に引き続き、再び選挙結果を左右する判断を下すことになります。
米メディアによると、トランプ氏の出馬資格剝奪関連の訴訟が25州で進んでおり今後同様の判決が出る可能性あります。陣営は連邦最高裁に上訴するようです。ただ最高裁はトランプ政権が任命した判事が多数を占めており資格剥奪の可能性は低いでしょう。 #NewsPicks HqIj75P26
— 峯村 健司 / Kenji Minemura「中国『軍事強国』の夢」(文春新書)出版 (@kenji_minemura) December 20, 2023
全米規模でトランプ氏の大統領選への出馬を無効にするための訴訟が展開されています。しかし、他州では訴訟の結果、トランプ氏の出馬が有効であると認められています。
コロラド州では本選挙でもおそらく民主党側が勝つため、この決定がどれだけ他州の係争に影響するかがより重要。ミシガン州、ニューハンプシャー州、フロリダ州、ミネソタ州の各裁判所は、手続き上および管轄上の理由から同様の訴訟をすでに却下。 #NewsPicks GprTJcDM
— 前嶋和弘 (@kmaeshima) December 21, 2023
トランプ氏の支持者は同氏が予備選から除外されたことに怒り心頭です。
トランプ氏がコロラド州最高裁から、大統領選の候補者資格なしと判断されたことについて、早くも「選挙妨害」という主張が飛び交っています。
トランプ支持者、本当に根強い。主義主張に合わない、都合の悪いことは「誰かの仕業」として解釈する傾向があります。来年はどうなってしまうのでしょう。 pic.twitter.com/YKT48CHsLU
— Gakushi Fujiwara / 藤原学思 (@fujiwara_g1) December 20, 2023