米国のドナルド・トランプ前大統領が2021年の議会襲撃事件後としては初めて米国議会付近の施設を訪問し、共和党議員との会合に参加しました。

会合には議会襲撃事件の際にトランプ氏を批判した党内主流派のマコネル氏も出席し、党内融和が演出されました。

トランプ氏は会合で大統領選の接戦州であるミルウォーキー州に対して「暴言」を吐いたみたいです。今年の共和党党大会はミルウォーキー州で開催されました。

ドナルド・トランプ氏は、7月に共和党の大統領候補として正式に選出される予定のミルウォーキーを「ひどい街」と呼んだと報じられている。その後、共和党はトランプ氏の発言を否定するか、釈明しようとした。

また、トランプ氏は会合に参加した共和党下院議員の前で「所得税を廃止し、それによって減った税収を関税で補う」べきだと主張したようです。

現状の所得税収を関税で補うとすると輸入品のコストが大幅に上昇し、事実上の大増税が実現してしまいます。