2 警官が見つけ次第囮として応募する

3 犯罪準備と分かった段階で逆探知して逮捕

の流れです。この応募するのは警官でなくても外部委託でもできそうですよね。闇バイトならぬ、白昼バイト。

しかしこの規制解除には前提が必要

犯罪を目的として募集しなくても「犯罪を目的として募集しているように見せる」だけでも犯罪と認定する必要があります。これをしないと警察の末端とか外部委託先が成績上げるために、または警察に嫌がらせをしたいヤツが、その気はなくてもいたずらで「犯罪スタッフ募集」の投稿をする可能性があるからです。だからこれは凶器準備集合罪と変わらない罪として、囮捜査でもやっていけないことにする。

警察が逮捕したい人に詐欺メール出しまくったりする可能性もあるから、こういう行為は最初すら固く禁じた上で、ネットを使っての詐欺や犯罪者の募集を囮捜査で取り締まる。詐欺メールも警察が自ら応募。詐欺広告も警察が客のフリして申し込みするのはOKにする

どこかこの法案出してくれないかなと思っていたが、立憲の影の内閣のIT担当に知人の中谷議員が指名されたときいたのでこれやってくださいと言っときました。勉強して調べてくれるそうです。自民や維新にも法律や警察に詳しい方がいたら法案を是非考えてください。

サイバーアンダーグラウンド / ネットの闇に巣喰う人々 Kindle版 サイバー犯罪の裏側を徹底取材! 黒幕が明かす驚きの手口!本書は3年にわたり、追跡した人々の物語だ。ネットの闇に潜み、隙あらば罪なき者を脅し、たぶらかし、カネ、命、平穏を奪わんとする捕食者たちの記録である。後ろ暗いテーマであるだけに、当然、取材は難航した。それでも張本人を突き止めるまで国内外を訪ね歩き、取材交渉を重ねて面会にこぎつけた。

面白そうだから買った。これから読む。

編集部より:この記事は永江一石氏のブログ「More Access,More Fun!」2024年11月21日の記事より転載させていただきました。