J3優勝・J2昇格を果たした大宮アルディージャは先日、大手飲料メーカー『レッドブル』によるクラブ買収やエンブレムの変更を公式発表。レッドブルサッカーテクニカルディレクターを務める元ドイツ代表FWマリオ・ゴメス氏、グローバルフットボール責任者であるユルゲン・クロップ氏に期待がかかる一方で、クラブ公式マスコットを巡る一部報道が話題に。クラブ関係者がファン・サポーターに向けて現状を説明している。
レッドブル社は、ライプツィヒや日本代表MF川村拓夢擁するオーストリア1部ザルツブルクなど、買収したクラブのエンブレムを自社のロゴ、闘牛が入ったものに統一。大宮に関しても、旧大宮市のマスコット的存在であるリス(スペイン語でアルディージャ)から闘牛に変更となった。
そんななか、11月21日には一部で「来季はエンブレムやマスコットなども変わる」などと報じられたが、22日時点で「来季はエンブレムが変わる」と修正。クラブ公式マスコット「アルディ」「ミーヤ」の今後を巡り、ファン・サポーターの間で賛否含めて様々な意見が挙がっている。
そんななか、鹿島アントラーズOBの名良橋晃氏とフリーアナウンサーの原大悟氏によるYouTubeチャンネル「名良橋さんの大悟味ちゃんねる」では、大宮のフットボール本部長を務める原博実氏へのインタビュー動画が公開。原博実氏はマスコットを変更を望まない声に対して、以下のように答えている。
「(リスの)マスコットは人気あるよね。それについては、随分色々やり取りしているとは聞いているけど。長く愛されてきたし。その辺りを最終的にどのようにするのか、今話し合っている」
レッドブル側と交渉を重ねている最中であり、白紙を強調した原博実氏。2025年1月にクロップ氏との話し合いの場があるというが、マスコットを巡る問題でどのような結論に達するのか、今後も注目したい。