Jリーグは2025シーズン終了後に0.5シーズンの特別大会を設けた上で、2026/27シーズンから秋春制に移行することがすでに決定。0.5シーズンの特別大会に関する報道を巡り議論が白熱しており、一部からは選手のコンディション悪化を心配する声も挙がっている。
報道によると、Jリーグは2026年開催の特別大会について、J1リーグ開幕を史上最速となる2月6日で調整しているほか、「FUJIFILM SUPER CUP」を1月末や2月はじめに行う可能性があるとのこと。FIFAワールドカップ北中米大会が6月11日に開幕することを考慮した上での日程調整だという。
2025シーズンのJ1リーグ最終節が12月に設けられる可能性が高いだけに、特別大会の日程を巡ってはネット上で「2025シーズン終了後のオフが短すぎる」「選手が怪我しそう…」「ACLやオールスター戦を考えると選手は休む暇なさそう」「超過密日程だな」などと、選手への負担増加を指摘する声が多い。
また北中米W杯の日程が影響を与えているという報道内容に対しては、「日本代表にJリーグの選手がほとんどいないのに、史上最速で開催する意味あるのか」「代表優先なの?」といった厳しい意見が噴出。
くわえて秋春制移行前から不安視されていた降雪地域にホームスタジアムを構えるクラブの事情を巡っても、議論が再燃。「降雪地域のクラブ事情をまったく考慮していない」「アルビレックス新潟とか、雪でホームスタジアムしばらく使えないと思うけど…」「秋春制移行が決まった時、絶対ウインターブレイクをなし崩しにすると思ってましたが、その通りにしてきましたね」というコメントもある。
複数の観点から、改善の必要性が指摘されている0.5シーズンの日程。Jリーグには選手やクラブへの配慮や特別な対応が求められるかもしれない。