ユベントス(イタリア1部)はコロンビア代表DFフアン・カバルが代表活動中に左ひざ前十字じん帯の損傷が確認されて長期離脱が決定。さらにブラジル代表DFグレイソン・ブレーメルも長期離脱中となっていることから1月に守備の強化に動くとみられている。
イタリア『トゥット・スポルト』によれば、ユベントスは少なくとも1人は新たなDFを加えたいと考えているという。ただ、今夏にオランダ代表MFトゥーン・コープマイネルスやブラジル代表MFドウグラス・ルイス、アルゼンチン代表FWニコラス・ゴンザレスなどの補強にかなりの金額を費やしたことから、1月の移籍市場ではほとんど予算がない状況だという。
そのため、レンタルでの補強を模索しているユベントスはチェルシー(イングランド1部)に所属するイングランド代表DFベン・チルウェルに視線を注いでいるとのこと。同選手をレンタルで獲得するにはユベントスは年俸500万ユーロを負担しなければいけないという。
ただ、チルウェルは今季から指揮をするエンツォ・マレスカ新監督体制で構想外になり、今夏には退団の可能性が取り沙汰されていたが最終的に残留。プレミアリーグでは全試合でベンチ外となっており、出場した試合はカラバオカップでの45分間のみとなっている。
なお、ユベントスはパリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)でプレーするスロバキア代表DFミラン・シュクリニアルや、アーセナル(イングランド1部)のポーランド代表DFヤクブ・キビオル、トッテナム・ホットスパー(同1部)でプレーするルーマニア代表DFラドゥ・ドラグシンにも興味を持っているようだが、守備強化に漕ぎ着けることはできるのだろうか。