- メガソーラーの実態
政府が推進する「再生可能エネルギーの主力電源化」政策に呼応し、全国各地で大規模な太陽光発電所(メガソーラー)事業が展開されている。
しかし、自然の中に敷き詰められた太陽光パネルの枚数や占有面積が増えるにつれ、不都合な事実が明らかになっている。自然破壊、環境汚染、台風や豪雨などの自然災害によるパネルの崩落や飛散、そして火災などが強烈な写真とともに発信され、大きな社会問題化している。
代表的な事例の一つは、世界有数のカルデラが生み出した特徴的な眺望で知られる熊本県の阿蘇山周辺に設置されたメガソーラーである。メガソーラーが次々に出現したことにより、風光明媚な自然景観が破壊されている。
このような光景は全国各地で見られ、歴史的な古墳を囲うような形で多数のパネルが設置された地域まで出てきた。環境省自然環境局は何をやっているのだろうか!
事業認可の過程で、厳格な環境影響評価やリスクアセスメントが行われていれば、事業の多くは認可されなかっただろうし、リスクも大幅に軽減されていたことであろう。無責任に誘致した政治家や行政、事業者、地元の事業利得者の行為は、民法第709条不法行為の共犯に当たるのかどうか、法律の専門家の意見を拝聴したい。
ビジネス
23時間前
80万トンともいわれる廃棄ソーラーパネルの2040年問題
『アゴラ 言論プラットフォーム』より
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