紅ズワイガニの水揚げ量日本一を誇る、鳥取県境港市。その境港市内で水揚げされたカニを原料に使用した「かに焼酎」が登場した。
前代未聞!動物性原料で焼酎ができるとは
そもそも、焼酎は植物性の原料を使用して作られるのがセオリーである。芋、米、麦はスタンダードとして、黒糖や栗、シソなども一般的に流通している。
珍しいものとしてはトマトや銀杏などから造られた焼酎もあるが、基本的に植物性のものばかり。動物性原料で入手しやすい焼酎といえば牛乳焼酎くらいしか思いつかない。
そんな中、「境港市の新たな名物を作りたい」という思いで6年の歳月をかけて開発されたのが「かに焼酎」だという。
企画し造りあげたのは、水木しげるの作品の原点・境港から世界に向けて妖怪文化を発信する千年王国(境港市)と、1865年創業の老舗酒蔵・梅津酒造(鳥取県)。
境港市で水揚げされたカニの甲羅を20%以上使用し、新酒の麹菌と蒸留することで国内で初となるカニ原料の焼酎を6年がかりで造り上げたのだ。
公式の発表によればその味わいは「カニの香りが予想以上に強い…かもしれない味わいです。ぜひ“覚悟”してお召し上がりください!」とのこと。
店頭販売は境港市の「水木しげる文庫」のみ。それ以外で入手するには、「ふるさと納税」しかない。どうしても呑んでみたいという人はぜひ、境港市へふるさと納税を。
【返礼品概要】
製品名:かに焼酎
寄付金額:1万1000円
容量:1本(500ml)
アルコール度数:25度
公式HP:鳥取県境港市ふるさと納税(楽天、鳥取県境港市ふるさと納税(ふるさとチョイス)
提供元・男の隠れ家デジタル
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