大晦日も17時をすぎた時刻にメルカリから通知がありました。「購入者へ返送先住所の開示がない場合、事務局でこちらのお取引をキャンセルいたします。取引キャンセル成立後は、仕様上、取引メッセージのご利用ができないため、商品がお客さまのお手元に戻りません」というものでした。

(前回:ブルガリの時計を売ったら返品? 悪質購入者との闘い!)

私は、この通知に大変驚き、同時に強い不快感を覚えました。

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大晦日の17時過ぎに届いた通知

大晦日は日本人にとってどのような時間でしょうか。

すでに多くの人は仕事納めで休暇にはいっています。大掃除をして玄関にしめ縄を飾り、暮らしの大切な場所に鏡餅を供えるなどの準備をして、厳粛な気持ちでお正月を迎えます。平凡ながらも幸せを実感できる大切な時間です。このような通知をすることで、相手がどういう気持ちになるか考えられないわけです。

私とメルカリのやり取り

私が申し上げたことは正論ですが、メルカリが誠意をもって回答しているようには思えません。いつも、会話がかみ合わなのです。休暇中に通知だけして、なし崩し的に終了させようという魂胆なのでしょうか。もはや絶句です。

その後、何回かのやり取りがありますが、私からは、「返品で構わない」「本商品は梱包の際に撮影して残している」「異なるものが返品された際のメルカリの責任は」の3点を申し上げました。さらに、休暇中であり即座に対応することが困難であることを伝えます。

なぜか、突然の終了通知

その後、約2時間が経過したころに、次のようなメールが届きます。

メルカリの終了通知

これはメルカリの終了通知です。当初予定の利益分全額を振り込むという内容です。

「配送時の事故」ではありませんが、利益分が振り込まれるなら納得できる措置といえます。メルカリの対処に感心していたところ、次のような通知がありました。