お魚のメインは鹿児島県の真鯛のポワレに燻製卵のタルタルソース的なトッピング。フェンネルの透き通るような薄切り、炊いたクスクス、三杯酢バターソース添えです。燻製卵が良い味わい。
お肉は北海道産鹿肉のローストとジュの赤ワインソース。お皿の右半分は木に見立てた、野菜達。真ん中の幹の部分は根セロリの固めのムース、芽キャベツ、クミンのジュ。フレンチフライに見えるのは、揚げたポレンタ。野菜たっぷりで、穏やかな気持ちになりました。
デザートは、蜂蜜のパンナコッタ、キャラメルソース、宮崎県産マンゴー、初めていただいたポップコーンアイスクリーム。このアイスクリームがとても美味しくて、びっくり。
最後のミニャルディーズは、かぼちゃのマカロン、青リンゴのジュレ、ショコラとローズマリーのマドレーヌ。甘さが絶妙で最後まで美味しかったです。お料理はもちろん、パティシエさんのセンスが素晴らしいと思います。
食後の飲み物は、コーヒー、紅茶、ハーブティーが選べますが、カモミールのハーブティーをお願いしました。
使われている食器は、どれもとても暖かみのあるものでした。日本のものですか?とお尋ねすると、シェフがスペインの作家さんにイメージを話して特別に作ってもらったもので、販売はされていません、とのことでした。
定期的にヤコブシェフは日本のお店に来て、メニュー監修をされているそうで、2月にはまた新しいメニューになるそうです。
土曜日のディナーとしては、都内と違いあまり混んでいなかったので、静かに食事をしたい私達にはとても満足でした。オランダで三つ星を獲得している割には値段はそれほど高くはないので、誕生日や結婚記念日のお祝いや、接待にも良いのではと思います。
ランチはさらにリーズナブルですが、素晴らしい夜景を観るためにも、ぜひディナータイムに予約して訪れて欲しいお店です。
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SMAAK(スマーク)
提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
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