ボディサイズはエルグランドが上だが室内は…
まずボディサイズは、オデッセイが全長4,860mm×全幅1,820mm×全高1,695mm、エルグランドは全長4,975mm×全幅1,850mm×全高1,815mm。
ホイールベースはオデッセイの2,900mmに対し、エルグランドは3,025mmと、すべてにおいてエルグランドがひと回り大きくなっています。
パワートレインは、オデッセイが最高出力107kW(145ps)/最大トルク175Nmの2.0Lガソリンエンジンと、最高出力135kW(184ps)/最大トルク315Nmのモーターを組み合わせたハイブリッドシステムのe:HEV。
エルグランド 250ハイウェイスターは、最高出力125kW(170ps)/最大トルク245Nmを発生する2.5L直4エンジンです。
燃費性能(WLTCモード)は、オデッセイの19.8km/Lに対して、エルグランドは10.0km/Lとほぼ半分。しかもエンジン排気量が大きいので、毎年の自動車税も高くなります。
室内の寸法は、オデッセイの室内長2,935mm×室内幅1,625mm×室内高1,325mmに対し、エルグランドは室内長3,035mm×室内幅1,580mm×室内高1,300mmと、前後にゆとりがあります。
装備は、オデッセイ e:HEV アブソルート EX ブラックエディションが本革シート&インテリア、2列目パワーシート+シートヒーター、ハンズフリーアクセスパワーテールゲートが標準。
エルグランド 250ハイウェイスター プレミアム アーバンクロムは、本革シート、助手席オットマン、リモコンオートバックドアなど。
運転席&助手席に加えて2列目もパワーシートとシートヒーターを搭載したオデッセイは、快適さという点でエルグランドをリードしています。
運転支援機能はオデッセイが11の機能で構成されるHonda SENSING(ホンダセンシング)、エルグランドはインテリジェントエマージェンシーブレーキをはじめとした9つの機能を搭載した360°セーフティアシストをそれぞれ標準装着しています。
デビューは2013年ながらホンダコネクトも標準装備するなど、現代的にアップデートが進んでいるオデッセイに対し、エルグランドにはコネクテッドサービスの用意がないなど、やや物足りない印象です。
エルグランドにくらべて、さまざまな機能が時代にあわせてアップデートされているオデッセイ。
中古車での流通価格を考えると、アルファード/ヴェルファイア以外のLクラス高級ミニバンの選択肢としてアリなのではないでしょうか。
提供元・車選びドットコムマガジン
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