日本代表は2月3日、AFCアジアカップカタール2023準々決勝イラン戦で1-2の敗北を喫し、2大会ぶりのベスト8敗退となった。そのような中、今大会でゴールに絡むプレーも見せるなど攻守において躍動したセレッソ大阪に所属するDF毎熊晟矢に、SNSでは称賛の声が多数挙がっている。
毎熊は1月31日のラウンド16バーレーン戦(3-1)でポストに直撃する強烈なミドルシュートを放ち、MF堂安律の先制ゴールを演出。圧倒的な存在感を見せた。右サイドバックでスタメン出場したイラン戦では、GK鈴木彩艶からのロングフィードを走りながら絶妙にコントロールし「漫画のようなトラップ」と称賛されている。
さらに「アジアカップでは毎熊という素晴らしい才能に気付けた事は大きな収穫。一瞬の輝きではなく、光り続けて欲しい」「今すぐ海外に行くべき」など、海外移籍を期待する声も。元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏も自身のYouTubeチャンネルで「素晴らしいプレーだった」と高評価している。
毎熊は東福岡高校在籍時の2015年度に、インターハイと第94回全国高校サッカー選手権大会の二冠を達成。桃山学院大学を経て、2020年にV・ファーレン長崎に加入すると、36試合に出場して1年目からレギュラーを掴んだ。2022年にセレッソ大阪に完全移籍し、2023年はリーグ戦30試合に出場している。
日本代表としては、同年9月12日にベルギーで行われたキリンチャレンジカップ2023のトルコ戦(4-2)でデビューを果たし、アシストも記録。勝利に貢献した。