水原一平通訳の問題について日本のマスコミは大谷翔平選手を最初は被害者として扱っていたが、そんな話ではない。自分の口座から違法ギャンブル業者に大金を振り込んだ大谷選手は、第一次的には大谷選手があらゆる嫌疑を受ける立場にある。
申し開きがうまくできない限りは、選手生活さえ脅かされる瀬戸際にある。極端には昨夜の試合が見納めになる可能性だってある。そして、こうなったのは、大谷選手自身にも彼を甘やかしたメディアにも重大な責任があると思う。
大谷選手の婉曲ながら、また、テレビでは局からコメンテーターに曖昧にしてくれといわれているのだろうが、可能性の問題としては紹介もされている。
しかし、なぜこんなことが起きたかということは議論されていないようだ。
大谷選手にせよフィギュアの羽生選手にせよ、感じのよい生きかたをしてきたが、批判とか助言とかはしにくい状況をマスコミやSNSの世界が作り出した。そのことで、リスクを避けるための知恵がはたらかなくなってしまった。
今回の件で大谷選手が犯した四つの大きな誤りは、以下のようなことだ。