また、トランプ氏は女性への性的暴行や名誉棄損が民事裁判で認定されて、こちらでも多額の賠償金が請求されています。

トランプ氏は民事裁判以外にも多数の刑事裁判も抱えています。民事裁判とは違い、刑事裁判の場合は賠償金だけではなく、懲役刑も課される懸念があります。

しかし、トランプ氏弁護団の戦術が功を奏し、敵失もあったことで、刑事訴訟の裁判日程が先伸ばしにされています。大統領選までに懲役刑が確定することはほぼあり得ない状況になっています。

 

民主党支持者からすればトランプ氏はこれまで様々な「悪事」に関与してきたため司法が追求するのは当然のことです。しかし、トランプ支持者からすれば、「司法の武器化」は手に負えなくなっており、そのことでトランプ氏への同情が増しています。

大統領への返り咲きを狙うトランプにとって訴訟リスクは大きな障壁となっています。

トランプ氏インスタグラムより

 

 

提供元・アゴラ 言論プラットフォーム

【関連記事】
「お金くばりおじさん」を批判する「何もしないおじさん」
大人の発達障害検査をしに行った時の話
反原発国はオーストリアに続け?
SNSが「凶器」となった歴史:『炎上するバカさせるバカ』
強迫的に縁起をかついではいませんか?