日本代表は11月開催のFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選2試合(対インドネシア代表、中国代表)で、いずれも勝利。メキシコ代表、スイス代表が国際Aマッチで敗れたため、28日発表予定のFIFAランキングで15位をキープする見込みだ。
2022年のカタールW杯で強豪ドイツ、スペインから金星を挙げ、2023年9月の国際親善試合でドイツを4-1で下した日本。2023年12月21日発表のFIFAランキングでは、16位のドイツから1.03ポイント差の17位に迫っていたが、2024年1,2月開催のAFCアジアカップでベスト8という結果に終わったこともあり、2024年7月18日発表のFIFAランキングでは18位に後退。それでも9,10月開催の最終予選を3勝1分で終えると、10月24日発表のFIFAランキングで15位に浮上。16位メキシコと4.42ポイント差である一方、11位ドイツには56.27ポイントの差をつけられている。
世界中のクラブや代表チームのランキングを扱う『フッティー・ランキング』によると、日本は11月の最終予選で連勝したことにより、7.70ポイントを加算している。一方、メキシコはCONCACAFネーションズリーグで格下のホンジュラス相手に1勝1敗。10月24日発表のFIFAランキングで17位のスイスは、UEFAネーションズリーグで格下のセルビアに引き分け、強豪スペインに敗北。日本からおよそ15ポイント差の18位アメリカは、CONCACAFネーションズリーグで61位のジャマイカに2勝している。
ランキングで順位の近い代表チームの成績を踏まえて、『フッティー・ランキング』は日本が11月28日発表のFIFAランキングでも15位だとリポート。14位ウルグアイとは10月の時点でおよそ35ポイントの差をつけられており、かつ同国は南米予選でコロンビアを下し、格上のブラジル相手に引き分け。11月の2試合のみで追い抜く可能性はないという。