ステランティス・ジャパンは2024年11月7日、アルファロメオのプレミアム・スポーツサルーン「ジュリア クアドリフォリオ」の左ハンドル仕様を限定導入し、このモデルを前提にしたカスタマイズ・プログラム「Design Your Quadrifoglio(デザイン ユア クアドリフォリオ)」を全国のアルファロメオ正規ディーラーで開始した。

アルファロメオ ジュリアの左ハンドル仕様導入とカスタマイズプログラムで自分だけの一台に
(画像=『AUTO PROVE』より)

このカスタマイズ・プログラムは、以前から多くオーナーから要望が高まっていた左ハンドル仕様のジュリア クアドリフォリオに合わせて採用され、特別なクアドリフォリアに仕上げることができ、まさにエンスージアスト向けの企画になっている。

ジュリア クアドリフォリオは、最大出力510ps、最大トルク600Nmというハイパフォーマンスと、気筒休止システムによる高効率化を両立した2.9LのV6ツインターボエンジンを搭載し、0-100km/h加速は 3.9秒(欧州仕様参考値)、最高速度 307km/hに達するスーパースポーツ・サルーンで、これをベースに、自分だけのスペシャル仕様を作り出すことができるのだ。

アルファロメオ ジュリアの左ハンドル仕様導入とカスタマイズプログラムで自分だけの一台に
(画像=『AUTO PROVE』より)

シャシーは、FRの駆動方式を採用し、アルミやカーボンの軽量素材を多用することで、理想的な前後重量配分と優れたパワーウェイトレシオを実現。さらに、整流効果を高めるボディ底面のフラッシュサーフェイス化や、ブレーキフィールの向上と軽量化を両立する統合型ブレーキシステム(IBS)、総アルミ製のALFA LINKサスペンション(フロント:ダブルウイッシュボーン/リヤ:マルチリンク)、リヤ機械式LSDを全車に標準装備している。

今回、左ハンドルの限定モデルに適用される「Design Your Quadrifoglio(デザイン ユア クアドリフォリオ)」は、オーナーの好みの仕様、ボディカラーを選択することができる特別なプログラムだ。

2024年3月に実施した前回のカスタマイズ・プログラムと比べ、今回は新たにシルバーホイール(日本向け特別設定:限定 20台)を設定。また、ボディカラーにはエトナレッドが選択肢に加わり、選べるバリエーションは80パターンから144パターンへと大幅に拡大されている。

カスタマイズ後の車両価格(税込)は、「ジュリア クアドリフォリオ」が 1337万円から1597万円となる。なお、今回の左ハンドルモデルの発売はこのプログラム専用となっている。またこのプログラム実施期間は2024年11月7日(木)~2025年6月末までの期間限定となっている。

Design Your Quadrifoglioの主要な装備

ルーフ:標準/カーボンファイバー

アルファロメオ ジュリアの左ハンドル仕様導入とカスタマイズプログラムで自分だけの一台に
(画像=カーボンセラミック ブレーキ、『AUTO PROVE』より)

シート:6wayレザー・スポーツシート/スパルコ製カーボン・バケットシート

アルファロメオ ジュリアの左ハンドル仕様導入とカスタマイズプログラムで自分だけの一台に
(画像=6wayレザー・スポーツシート/スパルコ製カーボン・バケットシート、『AUTO PROVE』より)

ホイール:19インチ ガンメタリック仕上げ・5ホールデザイン/19インチ・ダーク仕上げ

アルファロメオ ジュリアの左ハンドル仕様導入とカスタマイズプログラムで自分だけの一台に
(画像=軽量タイプ/19インチ・シルバー仕上げ軽量タイプ(日本仕様限定)、『AUTO PROVE』より)

ボディカラー:アルファ レッド/ヴェズヴィオ グレー/ブルカノ ブラック/ミザーノ ブ       ルー/モントリオール グリーン/エトナ レッド

このDesign Your Quadrifoglio仕様モデル購入者には、「Alfa Romeo Driving Laboratory:東京都東麻布にある会員制の超高性能ドライビングシミュレーター施設」でのドライビング体験がプレゼントされる。

アルファロメオ ジュリアの左ハンドル仕様導入とカスタマイズプログラムで自分だけの一台に
(画像=『AUTO PROVE』より)

世界初の高精度LEDパネルを用いた超大型スクリーンにはリアルなサーキットが映し出され、今回のためにプロドライバーとエンジニアが実車の「クアドリフォリオ」の性能を再現したマシンに乗り込み走行。メインインストラクターにはDriving Academyでもインストラクターを務めた、藤井誠暢氏を迎え、実際のサーキットコースに出るためのドライビングスキルアップや車両の性能を限界まで引き出した走りを感じとれるドライビングを体験できる。

文・Auto Prove 編集部/提供・AUTO PROVE

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