今季のプレミアリーグで13位に位置しているマンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)は、成績不振を受けて、10月下旬にエリック・テン・ハグ前監督を解任。暫定監督となったルートファン・ニステルローイ体制では4試合で3勝1分けの無敗でスポルティングCP(ポルトガル1部)から招へいしたルベン・アモリム新監督にバトンを渡した。
ユナイテッドが今季のプレミアリーグで低迷している理由の1つが総得点「12」という攻撃力。これは降格圏に位置しているサウサンプトン(イングランド1部)やクリスタル・パレス(同1部)らに次ぐ4番目に低い数字となっている。
イタリア『Il Mattino』によれば、チームトップのスコアラーがアルゼンチン代表FWアレハンドロ・ガルナチョの3ゴールと寂しい数字になっているユナイテッドはナポリ(イタリア1部)からガラタサライ(トルコ1部)にレンタル移籍しているナイジェリア代表FWビクター・オシムヘンの獲得に興味を持っているという。
オシムヘンは今夏の移籍が有力視されていたなかで、チェルシー(イングランド1部)やアル・アハリ(サウジアラビア1部)が関心を示していたとされているが、最終的に実現せず。その後、欧州主要リーグの移籍市場が閉幕していたこともあり、ガラタサライにレンタルで加わると、今季の公式戦9試合で8ゴール4アシストを記録している。
ガラタサライが完全移籍への切り替えを望んでいるオシムヘンには7500万ユーロ(約122億8000万円)の契約解除金が存在しているとのこと。そこでユナイテッドは移籍金3000万ユーロ(約49億1000万円)に加えて、今夏にボローニャ(イタリア1部)から推定移籍金4250万ユーロ(約69億6000万円)で獲得したものの、フィットできずにいるオランダ代表FWジョシュア・ザークツィーの譲渡を検討しているようだ。