ニコ・ウィリアムズ 写真:Getty Images

 今夏にアスレティック・ビルバオ(スペイン1部)でプレーするスペイン代表FWニコ・ウィリアムズの獲得に動いたものの、失敗に終わったバルセロナ(スペイン1部)。だが、その結果とは裏腹に今季のラ・リーガで首位に立っている。

 スペイン『スポルト』によれば、今夏に売却候補筆頭だったブラジル代表FWハフィーニャが今季の公式戦17試合で12ゴール10アシストの数字を残しているにも関わらず、バルセロナの上層部は左ウイングのスペシャリストが必要だと考えているという。

 そのターゲットは依然としてニコであり、今季終了後に再び契約を試みるという。今夏に開催されたユーロ2024ではスペイン代表の優勝に貢献した同選手は今季から背番号を「10」に変更すると、スピードを生かしたドリブル突破を武器に今季はここまでラ・リーガ11試合で1ゴール1アシストを記録している。

 そんなニコの契約解除金は6500万ユーロ(約106億5000万円)に設定されているとのこと。ただ、スペイン代表FWはビルバオで年俸900万ユーロ〜1000万ユーロ(約14億7000万円〜約16億3000万円)を受けっており、この金額が高いと感じているバルセロナは代替案も検討しているようだ。

 代替案として関心を示しているのが、ナポリ(イタリア1部)でプレーするジョージア代表FWクビチャ・クワラツヘリアだという。今季もセリエA12試合で5ゴール2アシストを記録している同選手は2027年夏までの現行契約となっているナポリとの新契約交渉は停滞していると報じられている。