心霊スポットの宝庫イギリスでも最も幽霊が出ると噂される村がある。
英紙「Express」によると、英・ケント州のプラックリー村では、住民89人に1人の割合で幽霊が目撃されているとも、15人の幽霊が住んでおり、住民71人に1人の割合で目撃しているとも言われ、1989年には「英国で最も幽霊が出る村」としてギネスブックに登録されたほどだ。なお同カテゴリーは現在のギネスブックからは削除されてしまっているとのことだ。
また、「Most Haunted」や「Ghostly Legends」など、一連の超常現象を扱ったテレビ番組のロケ地となったり、デビッド・ジェイソンやキャサリン・ゼタ・ジョーンズが出演したITVのドラマシリーズ「The Darling Buds of May」の舞台にもなるなど、今でも観光客やアマチュアのゴーストハンターが、一匹の幽霊を求めて全国から集まってくるという。
地元住民であるジュリー・ハリデーは、エリザベスという少女の霊を目撃したことがあるという。彼女は邪悪な乳母により、かつては農家であり、今では「The Black Horse」というパブになっている店の壁に埋められたと噂されている。
「多くの人が髪の毛が引っ張られると言いますが、霊媒師は彼女が退屈していたずらをするからだと言っていました。以前は彼女のために人形を置いていましたが、オーナーが変わり、スタッフも何年も前から変わっているので、人形が取り外されてしまい、彼女はいたずらをするようになったんです。私はこの話を信じていますし、自分でも見たことがあります。これまでにあまりにも多くのことが起こってきたので、真実だと思います」(ジュリー)
他にも、プラックリーの悪名高いスポットのひとつであるフライト・コーナー(恐怖の曲がり角)では、定期的に18世紀の追い剥ぎの幽霊が目撃されているそうだ。この追い剥ぎは、村民との決闘に破れ、この地で死んだと伝えられている。今も当時の決闘を再現している姿が目撃されている。
フライト・コーナーの近くには「叫びの森」という恐ろしい名のついた森があり、日没後に叫び声が聞こえるという報告が多数寄せられているという。叫び声は霧の森で迷子になって死んだ人々の声だと信じられている。
いわくつきのスポットだらけのプラックリー村だが、幽霊を目撃したことのない村民の中にはこのことを迷惑に思っている人もいるといい、全てが作り話だという声もある。真相は不明だが、一度は肝試しに訪れてみたい村であることは間違いないだろう。
提供元・TOCANA
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