BMWが第4世代となる新型1シリーズを日本で発売。新しいデザイン言語を纏ったエクステリアや最新の機能装備を配したインテリア、48Vマイルドハイブリッドシステムを組み込んだ高効率な1.5リットル直3ツインパワーターボガソリンエンジン、アップデートした先進安全運転支援システムなどを採用して、プレミアムスモールコンパクトカーとしての訴求力をアップ。2リットル直4 Mツインパワーターボガソリンエンジンを搭載するMパフォーマンスモデルのM135 xDriveも設定

 BMWジャパンは2024年11月1日、第4世代となる新型1シリーズ(F70)を発表し、同日より販売を開始した。ユーザーへの納車は11月以降を予定している。

最新のデザインコンセプトや48Vマイルドハイブリッドシステムを採用した新型BMW1シリーズが日本上陸
(画像=▲BMW120 Mスポーツ 価格:498万円 全長4370×全幅1800×全高1450mm ホイールベース2670mm 車重1460kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費16.8km/リットル 写真のボディカラーはスカイスクレイパーグレーメタリック、『CAR and DRIVER』より 引用)

車種展開は以下の通り。

120:478万円
120 Mスポーツ:498万円
M135 xDrive:698万円

最新のデザインコンセプトや48Vマイルドハイブリッドシステムを採用した新型BMW1シリーズが日本上陸
(画像=▲BMW120 価格:478万円 全長4370×全幅1800×全高1465mm ホイールベース2670mm 車重1460kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費16.8km/リットル 写真のボディカラーはケープヨークグリーンで、オプションの18インチアロイホイール Yスポーク スタイリング974 バイカラーを装着、『CAR and DRIVER』より 引用)

 今回のモデルチェンジで4代目となる新型1シリーズは、新世代のデザイン言語を導入していっそうスポーティに昇華したエクステリアや、最新の機能装備を配したミニマルデザインのインテリア、48Vマイルドハイブリッドシステムを組み込んだ高効率な1.5リットル直列3気筒ツインパワーターボガソリンエンジン、アップデートした先進安全運転支援システムなどを採用して、プレミアムスモールコンパクトカーとしての魅力度を高めたことが特徴。従来モデルと同様、MパフォーマンスモデルのM135 xDriveもラインアップしている。

最新のデザインコンセプトや48Vマイルドハイブリッドシステムを採用した新型BMW1シリーズが日本上陸
(画像=▲BMW M135 xDrive 価格:698万円 全長4370×全幅1800×全高1450mm ホイールベース2670mm 車重1570kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費12.5km/リットル 写真のボディカラーはアルピンホワイトで、オプションの19インチMライトアロイホイール Yスポーク スタイリング976M バイカラーを装着、『CAR and DRIVER』より 引用)

 まずエクステリアは、改良版のFF用UKL2プラットフォームをベースに、新世代のデザイン言語を取り入れてスポーティかつ精悍なスタイリングに仕立てたことが訴求点である。各部のデザインにもこだわり、フロントマスクは120系に縦と斜めのバーで構成する新キドニーグリルを、M135 xDriveにハイグロスブラック仕上げの水平デザインバーを配したMロゴ付きの新Mキドニーグリルを採用するとともに、新造形のバンパーや環状のシグネチャーを2回繰り返すツインサーキュラーを組み込むアダプティブLEDヘッドライトなどを装備して、新たなBMWの美学を表現。一方でサイドビューは、後方に向かってキックアップするキャラクターラインや力感あふれるフェンダーライン、リアピラー部に配した“1”ロゴなどによってシャープかつ印象的なフォルムを構築する。足回りは120に新造形の17インチアロイホイール Yスポーク スタイリング972+205/55R17タイヤを、120 MスポーツとM135 xDriveに18インチMライトアロイホイール Yスポーク スタイリング975M バイカラー+225/45R18タイヤを標準で装着し、オプションとして120は18インチアロイホイール Yスポーク スタイリング974 バイカラーを、120 Mスポーツは19インチMライトアロイホイール Yスポーク スタイリング976M バイカラーを、M135 xDriveは19インチMライトアロイホイール Yスポーク スタイリング976M バイカラー(ダイナミックタイヤ)と19インチMライトアロイホイール マルチスポーク スタイリング977M バイカラーを設定した。そしてリアセクションは、立体的で力強く、かつサイドまで回り込ませたLEDコンビネーションランプや新造形のバンパーおよびディフューザー、“1”の数字を大きくしたユニークなエンブレムなどを採用して、ワイドで個性あふれる後ろ姿を創出する。また、120にはサテンアルミニウムラインを、120 MスポーツにはMハイグロスシャドーラインを、M135 xDriveにはMハイグロスシャドーラインとMハイグロスシャドーライン エクステンドコンテンツ、Mドアミラー、Mリアスポイラーを採用して、各グレードのキャラクターを際立たせた。ボディサイズは従来モデル比で120が35mm、M系が15mm長く、M系が15mm低く、それ以外はほぼ同寸の全長4370×全幅1800×全高1450(M系)~1465mm(120)/ホイールベース2670mmに設定している。

最新のデザインコンセプトや48Vマイルドハイブリッドシステムを採用した新型BMW1シリーズが日本上陸
(画像=▲120系は縦と斜めのバーで構成する新キドニーグリルを採用するとともに、新造形のバンパーや環状のシグネチャーを2回繰り返すツインサーキュラーを組み込むアダプティブLEDヘッドライトなどを装備、『CAR and DRIVER』より 引用)
最新のデザインコンセプトや48Vマイルドハイブリッドシステムを採用した新型BMW1シリーズが日本上陸
(画像=▲後方に向かってキックアップするキャラクターラインや力感あふれるフェンダーラインなどによってシャープかつ印象的なフォルムを構築、『CAR and DRIVER』より 引用)
最新のデザインコンセプトや48Vマイルドハイブリッドシステムを採用した新型BMW1シリーズが日本上陸
(画像=▲リアピラー部には“1”ロゴを刻印、『CAR and DRIVER』より 引用)
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(画像=▲リアセクションは立体的で力強く、かつサイドまで回り込ませたLEDコンビネーションランプや新造形のバンパーおよびディフューザー、“1”の数字を大きくしたエンブレムなどを採用、『CAR and DRIVER』より 引用)
最新のデザインコンセプトや48Vマイルドハイブリッドシステムを採用した新型BMW1シリーズが日本上陸
(画像=▲10.25インチマルチディスプレイメーターパネルと10.7インチ ワイドコントロールディスプレイを一体化させたBMWカーブドディスプレイを配するBMWライブコックピット・プラスを採用。120はマルチファンクションステアリングホイールとイルミネーテッドアルミニウムグラファイトトリムを装備する。日本導入モデルのハンドル位置は右、『CAR and DRIVER』より 引用)
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(画像=▲シフトレバーを廃止してセンターアームレストに操作系を全て納める、『CAR and DRIVER』より 引用)
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(画像=▲120にはフロントシートにクロスアルクタールアンソラジット表皮のスタンダードシートを装着。写真はオプションのエコニア バイカラー(ブルー)表皮、『CAR and DRIVER』より 引用)
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(画像=▲リアシートにはスルーローディングシステム(40:20:40分割可倒式リアシート)を配備、『CAR and DRIVER』より 引用)
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(画像=▲120 MスポーツはMスポーツレザーステアリングホイールやMイルミネーテッドアルミニウムヘキサキューブマットトリムを標準で採用。日本導入モデルのハンドル位置は右、『CAR and DRIVER』より 引用)
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(画像=▲120 Mスポーツは前席にMアルカンタラ/ヴェガンザコンビネーション ブラック(ブルーステッチ付)表皮のスポーツシートを装着、『CAR and DRIVER』より 引用)

 内包するインテリアは、120系に10.25インチマルチディスプレイメーターパネルと10.7インチワイドコントロールディスプレイ(タッチパネル機能付)を一体化させたBMWカーブドディスプレイを配するBMWライブコックピット・プラスを、M135 xDriveに専用表示やARビューを加えたBMWライブコックピット・プロフェッショナルを装備するとともに、シフトレバーを廃止してセンターアームレストに操作系を全て納めることで、機能的かつモダンなインテリアを構築したことがトピック。ステアリングは120にマルチファンクションステアリングホイールを、120 MスポーツにMスポーツレザーステアリングホイールを、M135 xDriveにMレザーステアリングホイールを装着し、トリムは120にイルミネーテッドアルミニウムグラファイトトリムを、M系にMイルミネーテッドアルミニウムヘキサキューブマットトリムを採用する。また、機能装備としてBMWオペレーティングシステム9やワイヤレスチャージング、ETC車載器内蔵ルームミラー、アンビエントライトなどを標準で組み込んだ。フロントシートについては、120にクロスアルクタールアンソラジット表皮のスタンダードシートを、M120にMアルカンタラ/ヴェガンザコンビネーション ブラック(ブルーステッチ付)表皮のスポーツシートを、M135 xDriveにMアルカンタラ/ヴェガンザコンビネーション ブラック(ブルーステッチ付)表皮のMスポーツシートを標準装備し、オプションとして120にエコニア バイカラー(ブルー)表皮とパーフォレーテッドヴェガンザ モカおよびブラックの表皮を、120 Mスポーツにパーフォレーテッドヴェガンザ オイスターとモカ、ブラックの表皮を、M135 xDriveにパーフォレーテッドヴェガンザ コーラルレッドの表皮を設定する。一方でリアシートには全車にスルーローディングシステム(40:20:40分割可倒式リアシート)を採用し、合わせてストレージコンパートメントパッケージ(フロアインサート/荷物固定用フック)を装備して利便性を高めた。ラゲッジ容量は120系が後席使用時で300リットル、後席格納時で最大1135リットル、M135 xDriveが同380リットル、1200リットルを確保している。

最新のデザインコンセプトや48Vマイルドハイブリッドシステムを採用した新型BMW1シリーズが日本上陸
(画像=▲M135 xDriveはハイグロスブラック仕上げの水平デザインバーを配したMロゴ付きの新Mキドニーグリルや新造形のバンパー、アダプティブLEDヘッドライトなどを装備、『CAR and DRIVER』より 引用)
最新のデザインコンセプトや48Vマイルドハイブリッドシステムを採用した新型BMW1シリーズが日本上陸
(画像=▲M135 xDriveはMライトシャドーラインやMハイグロスシャドーライン エクステンドコンテンツ、Mドアミラー、Mリアスポイラーを標準で組み込む、『CAR and DRIVER』より 引用)
最新のデザインコンセプトや48Vマイルドハイブリッドシステムを採用した新型BMW1シリーズが日本上陸
(画像=▲M135 xDriveにはMレザーステアリングホイールやMイルミネーテッドアルミニウムヘキサキューブマットトリムを標準装備。日本導入モデルのハンドル位置は右、『CAR and DRIVER』より 引用)
最新のデザインコンセプトや48Vマイルドハイブリッドシステムを採用した新型BMW1シリーズが日本上陸
(画像=▲M135 xDriveは専用表示の10.25インチマルチディスプレイメーターパネルおよび10.7インチ ワイドコントロールディスプレイやARビューを備えたBMWライブコックピット・プロフェッショナルを装備、『CAR and DRIVER』より 引用)
最新のデザインコンセプトや48Vマイルドハイブリッドシステムを採用した新型BMW1シリーズが日本上陸
(画像=▲Mアルカンタラ/ヴェガンザコンビネーション ブラック(ブルーステッチ付)表皮のMスポーツシートを装着、『CAR and DRIVER』より 引用)
最新のデザインコンセプトや48Vマイルドハイブリッドシステムを採用した新型BMW1シリーズが日本上陸
(画像=▲ラゲッジ容量は120系が後席使用時で300リットル、後席格納時で最大1135リットル、M135 xDrive(写真)が同380リットル、1200リットルを確保する、『CAR and DRIVER』より 引用)

 パワートレインに関しては、120系に電気モーター(最高出力15kW/5500rpm、最大トルク55Nm/0~2000rpm)とリチウムイオン電池で構成する48Vマイルドハイブリッドシステムを組み込んだ1498cc直列3気筒DOHC直噴ツインパワーターボガソリンエンジン(最高出力156ps/5000rpm、最大トルク240Nm/1500~4400rpm)+電子制御式7速DCTを搭載して前輪を駆動。燃費性能はWLTCモードで16.8km/リットルを成し遂げる。サスペンションは前シングルジョイントスプリングストラット式/後マルチリンク式で構成し、Mスポーツは専用セッティングのアダプティブMサスペンションを装備した。一方でM135 xDriveは、パワートレインに1998cc直列4気筒DOHC直噴Mツインパワーターボガソリンエンジン(最高出力300ps/5750rpm、最大トルク400Nm/2000~4500rpm)+電子制御式7速DCTを搭載して4輪を駆動(xDrive)。7速DCTには、左のパドルシフトを1秒間引くことですべてのパワートレインとシャシーシステムを最もスポーティな設定に切り替えられるMスポーツブースト機能を組み込む。燃費性能はWLTCモードで12.5km/リットルを実現する。足回りには専用セッティングのアダプティブMサスペンションや機械式リミテッドスリップデファレンシャル、Mスポーツブレーキ(レッドハイグロスキャリパー)などを標準で採用した。

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(画像=▲120系はパワートレインに電気モーター(15kW/55Nm)とリチウムイオン電池で構成する48Vマイルドハイブリッドシステムを組み込んだ1498cc直列3気筒DOHC直噴ツインパワーターボガソリンエンジン(156ps/240Nm)+電子制御式7速DCTを搭載して前輪を駆動、『CAR and DRIVER』より 引用)
最新のデザインコンセプトや48Vマイルドハイブリッドシステムを採用した新型BMW1シリーズが日本上陸
(画像=▲M135 xDriveはパワートレインに1998cc直列4気筒DOHC直噴Mツインパワーターボガソリンエンジン(300ps/400Nm)+電子制御式7速DCTを搭載して4輪を駆動(xDrive)、『CAR and DRIVER』より 引用)
最新のデザインコンセプトや48Vマイルドハイブリッドシステムを採用した新型BMW1シリーズが日本上陸
(画像=▲M135 xDriveには専用セッティングのアダプティブMサスペンションや機械式リミテッドスリップデファレンシャル、Mスポーツブレーキ(レッドハイグロスキャリパー)を標準装備、『CAR and DRIVER』より 引用)

 安全機能・運転支援システムについては、高性能カメラ&レーダーおよび高性能プロセッサーによる高い解析能力によって、より精度と正確性が増した最新のドライビング・アシストを標準で装備。機能としては、アクティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付)やレーンチェンジウォーニング(車線変更警告システム)およびレーンディパーチャーウォーニング(車線逸脱警告システム)、衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)、クロストラフィックウォーニング、ペダル踏み間違い急発進抑制機能などを採用する。また、標準装備のパーキングアシストにはリバースアシスト機能も組み込んだ。一方、コネクティビティ関連では、車載通信モジュールによりドライバーとクルマ、そして取り巻く情報をITネットワークでつなぎ、またAmazon Alexaに対応したスマートフォン向けアプリ「My BMW」が活用できる最新バージョンの「BMWコネクテッドドライブ」を採用。合わせて、AI技術を駆使することで、音声会話だけで車両の操作や情報へのアクセスが可能となる「BMWインテリジェントパーソナルアシスタント」を設定している。

最新のデザインコンセプトや48Vマイルドハイブリッドシステムを採用した新型BMW1シリーズが日本上陸
(画像=▲高性能カメラ&レーダーおよび高性能プロセッサーによる高い解析能力によって、より精度と正確性が増した最新のドライビング・アシストを標準で採用する、『CAR and DRIVER』より 引用)

提供元・CAR and DRIVER

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