かつて柏レイソル、大宮アルディージャに在籍していたブラジル人MFロドリゴ・アンジェロッティが、2024シーズン限りでFC今治を退団する模様。本人がJ2昇格について語っている。
現在26歳の同選手は、2021年1月にブラジル1部のレッドブル・ブラガンチーノから柏へ完全移籍も出場機会に恵まれず。しかし2023年1月に柏から大宮へ期限付き移籍すると、J2リーグ34試合の出場で5ゴールと結果を残していた。
ただ大宮がJ3へ降格すると、期限付き移籍期間満了により同クラブを1年で退団。柏も契約満了により去ると、2024年1月に今治へ加入。シーズン序盤はスーパーサブとして9試合で途中出場も、7月の練習中に右大腿直筋を損傷。戦線離脱を余儀なくされると、復帰後は4試合の出場にとどまっている。
そんななか、今治は11月10日のJ3第36節ガイナーレ鳥取戦で勝利し、J2昇格が決定。ブラジルメディア『iG Esporte』が18日に伝えたところによると、鳥取戦で出番が無かったアンジェロッティは以下のように語ったという。
「クラブにとって素晴らしいシーズンだった。J2昇格という目標を達成するために懸命に努力したからね。シーズン通じて多くの逆境を経験したけど、メンバーのレベルを考えるとJ2昇格争いを繰り広げると思っていた。一人一人の努力のおかげで、目標を達成することができた」
ただ一方で、同メディアはアンジェロッティの去就について「今治との関係に終止符が打たれた。彼は新天地の決定を待っているところだ」とリポート。2024シーズン限りでの今治退団は既定路線とみられるが、来季も日本でプレーする可能性には触れられていない。