今季のセリエAで首位に立つナポリ(イタリア1部)だが、戦々恐々となっているかもしれない。攻撃の主軸を担うジョージア代表FWクビチャ・クワラツヘリア(23)との契約延長交渉が停滞しているようだ。
下部組織時代からプレーした母国のディナモ・トビリシでプロキャリアをスタートさせたクワラツヘリアは、ジョージアの複数クラブやロシアの複数クラブを経て、2022年夏にナポリへ加入。初年度からセリエAのMVPを受賞してクラブのスクデット獲得にも貢献した。
今季もセリエA12試合で5ゴール2アシストを記録しているクワラツヘリアとナポリの現行契約は2027年夏まで。しかし、イタリア『スカイ』によれば、ジョージア代表FWとナポリの新英訳を巡る交渉は11月上旬の交渉以降、停滞しているという。
クワラツヘリアは陣営は年俸800万ユーロ(約13億円)を求めているのに対して、ナポリが提示しているのはボーナス含めて600万ユーロ(約9億8000万円)だという。ただ、同選手の契約解除金を1億ユーロ(約163億4000万円)以下にすることで、両者は合意する可能性もあるようだ。
なお、ナポリとの契約延長交渉が停滞していることを受けて、バルセロナ(スペイン1部)とパリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)が目を光らせているとのこと。短期間のうちにナポリはジョージア代表FWと合意に至らなければ、契約期間が残り2年となる今夏に最終決断を迫られるようだが、果たして。