創価学会第三代会長池田大作が死去したという一報は、 2023年11月18日付の各種メディアで発表された( 死亡日11月15日、95歳)。 創価学会名誉会長という肩書のもとその知名度は極めて高い人物で あったが、以前から死亡説が頻繁に囁かれていた人物でもあった。対立相手であった富士大石寺顕正会( ふじたいせきじけんしょうかい)の初代会長である浅井昭衞(しょうえい)が同年10月に亡くなっていたことから、「浅井が死んでから発表するつもりだったのではないか」 とも一部では囁かれていた。
池田大作については、かねてよりある”噂”が広まっていた。それは「池田大作は在日韓国人なのでは」というものだ。 発端となったのは、政治団体機関紙「國民新聞」 の記事であると言われている。 現在は休刊になっている機関紙であるが、 平成13年6月25日号にて、永田町ウォッチャーの冨士谷紹憲( ふじたにしょうけん)によるとされる「池田大作帰化人説」 が展開されたのだ。「公明党が外国人の地方参政権付与に躍起になっている」 ことをはじめとして池田のいわゆる反日的な発言とされるものや、「韓日文化交流」 など「韓」を「日」の前に記述する点を指摘し、また父方の本名は成田作(ソンジョンチャク)、母方の姓は池( チ)であると主張しているのである。池田の出身地は大田区の大森とされており、そこはかつて朝鮮人部落であったと言われていることも、この説の根拠をなしていた。
また、現在ネット上においては、池田の本名ではないかと言われている名前も流布されている。 池田は自著において、もともと「太作」であったのを改名したと自ら記しているが、 もちろん流布されている本名とはそのことではなく、なんと「 池田大作の本名は成太作(ソンテチャクあるいはソンテヂャク) である」というものだ。 これは自称ジャーナリストであるリチャード・コシミズが、 先の冨士谷による父方の本名が「成」であること、 そして池田がもともと「太作」という表記であったことを組み合わせ、 それをハングル読みした名前であり、当人は「”命名”した」と表現している。言ってしまえばこの「本名:成太作」説は、これ以外に確実と言える証拠が無いのが現状だ。
池田大作が本名「成太作」であるとする説は想像の域を脱しておらず、 なかば都市伝説化しているとも言える。そしてそれは、以前からも強く言われている「創価学会の信者に韓国人が多い、幹部がみな韓国人である」 といった言説に由来したものであることは間違いないだろう。創価学会自体、 統一教会やオウム真理教との関係も示唆されてもいるようだが、池田をはじめとしてその実態をつかむのは一筋縄ではいかないもの となっている。
【参考記事・文献】
池田大作の本名は成太作(ソン・テチャク)なのか?
池田大作は、在日朝鮮人なのか?
池田大作帰化人説
ソン・テジャク=池田大作、3色旗のルーツ、 創価在日朝鮮人のルーツ
【文 ナオキ・コムロ】
文=ナオキ・コムロ(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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提供元・TOCANA
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