■息子の写真公開で物議
その日、上機嫌で帰宅したセオくんは「休み時間もお昼ごはんの時間も最高だった」「特別な感じはしなかった」と話し、心配していたマリオンさんを喜ばせた。
教師や他の児童たちも理解してくれたらしく、セオくんを見て「素敵な制服ね、気に入ったわ」と褒めてくれた教師もいたそうだ。
すっかり安心したマリオンさんは、スカート姿のセオくんを撮影。その写真をネットで公開したところ、「男の子になぜ女の子の格好をさせるのか」という疑問のほか、予想外の批判が噴出したのだという。
■母親は「勇気ある息子」
「あなたのような親は地獄行きね」といったコメントも寄せられたマリオンさんだが、批判に負けるつもりはないと話す。
「(子供が自分のアイデンティティについて混乱するのは)一時的なことではないの?」と聞かれることもあるというが、そういうときは「それならそれで、いいじゃない」「どうであれ、息子本人の発達段階なんだから」と答えているそうだ。
マリオンさんはセオくんを「とても勇気がある子」と褒め、希望を受け入れたことは「正しい決断だった。そう確信しています」とコメントしている。
またセオくんが女子用制服で登校する意義にも触れ、「大人、子供、そして学校の他の児童たちに『これが僕なんです』『僕はこういう子だし、これでハッピーなんです』と伝え、教育できる」「それが良い点です」などと説明している。
(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)
提供元・Sirabee
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