2015年にApple Watchが発売されて以降、急速にユーザーを増やしてきたスマートウオッチ。特に10~30代の腕時計ビギナーには、初めての時計がスマートウオッチというケースも少なくない。ここ最近はスマートウオッチ自体の性能アップに加え、アプリケーションの機能も進化しており、より細やかなライフログや健康管理ができるようになっている。参入ブランドが増えたことでユーザーの選択肢も多くなり、デザインや質感の向上によって以前のようなカジュアルさやガジェット感は薄れつつあるため、メイン時計として使う人は今後も増えていくだろう。

 これから暖かくなる春に向けて、自分の健康状態や運動などのデータを管理できるスマートウオッチを1本新調しようという人も多いだろう。そこで今回は各メーカーがしのぎを削っている3万円台クラスの注目モデルをクローズアップしてみた。スマートウオッチはブランドごとに機能的な特徴がはっきりしているため、自分にふさわしい1本を吟味してほしい。特に冬の間、巣篭もりを余儀なくされた人は、ボディラインが気になったり、ストレスも溜まっていると思われる。新しいスマートウオッチをパートナーに、思い切り身体を動かして気分をリフレッシュしてみてはいかがだろうか?

【編集部おすすめモデル01】
【健康管理にも最適】デイリーユースで高いパフォーマンスを発揮するスマートウオッチ4選
(画像=『Watch LIFE NEWS』より 引用)

SS(45.9mm径)。5気圧防水。ワイアレス充電対応。対応OS:Android 6.0 以降、iOS 9.0 以降。通常使用にて駆動時間約14日(※使用条件は公式サイト参照)。3万1600円

 スマートフォン市場では世界2位のシェアを誇る中国のファーウェイは、スマートウオッチ分野でもコスパの高い優れた製品で存在感を放っている。GTシリーズは同社のフラッグシップラインで、高級感あるデザインと豊富なワークアウトメニュー、そしてバッテリー持ちの良さが特徴となっている。サイズは42mmと46mmの2種類展開で、ラウンドケースはポリッシュも美しく、リッチな雰囲気でアナログ時計的なテイストが感じられる。通常の時計のように回転式クラウン(リューズ)でアプリ画面の拡大縮小ができ、時計的な操作感が駆使できる点も楽しい。ワークアウトメニューはランニングや筋トレから、ヨガやマーシャルアーツまで100種類以上の種目を網羅しており、精度の高いセンサーで心拍数のリアルタイム計測、血中酸素チェック、ストレスチェック、睡眠トラッキングなどが可能。バッテリーは最大で連続14日間(46mmモデル。42mmモデルは最大7日間)連続できる余裕があり、しかも急速充電は5分間で10時間使用分のチャージができる。

【商品に関する問い合わせ先】
ファーウェイ・ジャパン TEL.0120-798-288

【編集部おすすめモデル02】
HEALBE/GoBe3(ヒールビー/ゴービースリー)

【健康管理にも最適】デイリーユースで高いパフォーマンスを発揮するスマートウオッチ4選
(画像=『Watch LIFE NEWS』より 引用)

ABS樹脂(45×35mmサイズ)。防水IP68。充電式。専用アプリ:iOS/Android対応。最大駆動時間約32時間(充電時間70〜90分)。2万9700円

 HEALBE(ヒールビー)は2020年秋に日本上陸し体験型ストアなどで注目を集めた新興ブランドだが、驚くべきはその機能。着けているだけで食事から摂取したカロリーがわかるという世界初の機能を搭載しており、面倒な計算なしにカロリー管理ができるのだ。その仕組みは生体インピーダンスセンサーで細胞内液の排出レベルを計測し、36件の世界特許を取得した独自のFLOWテクノロジーで摂取カロリーを算出するというもの。つまり飲食したものの消化・吸収に対する体内反応を感知して、その栄養素によって時間差で吸収される様子を追跡できるのだ。もちろんライフログの管理も行えるので、摂取したカロリーと燃焼したカロリーのバランスをチェックすることも可能。この機能はアメリカ・カリフォルニア大学デイビス校で実施された第三者検証で89%の正確性と結論づけられている。さらに体内の水分バランスのモニタリング、ストレスレベルや睡眠の質を自動計測する機能も備えている。本体裏のセンサー面はチタンコーティングを採用しており、大きめのタッチスクリーンで操作性にも優れたポップなデザインに仕上げている。春に向けてダイエットを始めたり、フィットネスで心身をリフレッシュしたい人などに、手軽で強力な味方となってくれそうだ。

【商品に関する問い合わせ先】
ヒールビージャパン gobe@healbe.com