ブラジル2部ECヴィトーリア所属のブラジル人MFロドリゴ・アンドラーデに、再びJリーグクラブからオファーが届いている模様。過去のJリーグ移籍破談も、現地で報じられている。
現在26歳のアンドラーデは、身長174cmの守備的MF。2018年にECヴィトーリアへ加入すると、2021年2月にグアラニへレンタル移籍。2022シーズンはブラジル2部リーグで38試合中21試合に先発出場し、1ゴール1アシストをマークしていた。
そしてヴィトーリアに復帰して臨んだ今季は、ブラジル2部リーグ38試合中23試合でスタメン出場。7月から2か月にわたりほぼ全試合でベンチ外と厳しい立場に置かれたが、その後にレギュラーを取り戻している。
ブラジルメディア『BNews』のルイス・サン・マルティン記者によると、今季ブラジル2部リーグ優勝を果たしたヴィトーリアは、アンドラーデの慰留に努めているが、交渉は停滞。「代理人が交渉を難航させている」とした上で、「彼のもとに、日本のクラブからオファーが届いている。今年、日本のクラブは彼の獲得を望んでいたが、その時はヴィトーリアとの契約延長で合意していた」と伝えたが、オファーを提示しているJリーグクラブの名前は明かしていない。
アンドラーデの去就を巡っては、ブラジルメディア『Futebol Bahiano』が今年4月に「あるJリーグクラブから年俸42万ドル(約5500万円)のオファーが届いたが、彼は残留を望んでいる。ECヴィトーリアとの契約延長交渉は順調に進んでいる」とリポート。Jリーグクラブによる同選手のフリー獲得が失敗に終わったことを伝えていた。