1月31日、ニュースサイト『デイリー新潮』は、日本代表選手であるMF伊東純也が女性への同意なき性行為により刑事告訴されたと報道。2月1日には、本件に関して6ページもの特集を組んだ『週刊新潮』が販売された。報道に対し伊東側の弁護士は「性加害は無く、全くの事実無根である」として、女性らを虚偽告訴で逆告訴。しかし、同選手がアンバサダーを務める「株式会社クレディセゾン」や「アンファー株式会社」がそれぞれ反応している。
2月2日時点で、クレディセゾンは伊東を起用した「イナズマ純也」のクレジットカードに関する広告を削除した模様。同社は2001年から日本サッカー協会(JFA)のパートナーを務めており、2023年には2030年までの8年にわたるメジャーパートナー契約を締結している。また、アンファーは公式YouTubeチャンネル「angfaOfficial」内で伊東が出演している動画を非公開設定としたようだ。
週刊誌での報道以降、JFAは伊東がAFCアジアカップの代表メンバーから離脱すると発表したものの、これを撤回。伊東が所属するスタッド・ランス(フランス1部)も声明を出すなど波紋が広がっており、その影響はパートナー企業にまで及んでいる。
日本代表は2月3日に、アジアカップ準々決勝イラン戦を控えている。そんななか、一連の報道に関する問題で、伊東本人はもちろん他の選手やスタッフなど、チーム全体への心理的影響を心配する声も複数挙がっている。