■発見時のシチュエーションが絶望的すぎる…
今回の取材を快諾してくれたマンタさんによると、件の部品は「トミカ No.108 日野 はしご付消防車(モリタ・スーパージャイロラダー)」のパーツであることが判明。
ツイート投稿の経緯については「2歳の息子はトミカが大好きで毎日遊んでるのですが、このハシゴがとにかく取れやすく、一日に何度も子供から『ハシゴつけて』と催促されます」「この日もハシゴだけ落ちていて『あぁまた取れてる…他のハシゴもどこいった…またつけてって言われる』と思い、分かってくれる人がいるかな、という気持ちでツイートしました」と振り返っている。
こちらの「はしご付消防車」のハシゴ部分は3種類のパーツに分かれているため、マンタさんの絶望感は相当なものだったことだろう…。
なお、ツイート投稿の翌々日に同トミカの様子を確認してもらったところ、ハシゴおよび他パーツはまたしても行方不明となり、何とも哀愁漂うフォルムになっていたのだ。
■トミカが「兵器」と化すことも…
「遊んだ後はお片付け」というのが全国の良い子たちのスローガン且つ、保護者との間で締結された条約であるが、当然毎回遵守されるワケではない。ときには床にポツンと残されたおもちゃ(とその部品)を親が踏んでしまい、国家間であれば賠償ものの苦痛に苛まれるケースも決して少なくないのだ。
マンタさんもやはり同様の思いを何度も経験しているようで、以前には「トミカいらいらランキング」と題したツイートにて「踏んだ際に痛い形状をした車両」などを取り上げており、こちらにも全国の保護者から多数の共感の声が寄せられていたのである。
なお、同ランキングでも「日野 はしご付消防車」は首位に輝いており、王者の貫禄を感じさせる。
一連のツイートだけ見ると、あたかもマンタさんが「アンチトミカ」であるように感じた人もいるかもしれないが、実際はその逆。取材に際しマンタさんは「息子は本当にトミカが大好きで、毎晩一緒にトミカと寝ているほどです」「親子共々、トミカにはお世話になっております」と、思いの丈を語ってくれたのだ。
車両本体は非常に頑丈で、幼児らがどれだけ荒っぽく遊んでも壊れないのがトミカの魅力。諸パーツ類も、もう少しだけ耐久性が向上すれば、全国の保護者たちのストレスが軽減されるのだが果たして…。
(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)
提供元・Sirabee
【関連記事】
・ローソンで売上1位に輝いたモンブラン カップの底に大きな違いがあった
・「お店に並んだチョコ」のはずなのに… ある世代は別モノにしか見えないと話題
・アクシデント発生したスーパー、入り口を見ると… 全て解決する「ユルさ」があった
・30代女性の6割がバスタオルは毎回洗濯 「そんなに汚れない」との意見も
・注文通り真っ赤な商品を提供したマックが後悔 購入者に「ご連絡を」と呼び掛け