■等身大ドールの引き渡しを要求
男は管理人に、「室内にあった女性ドールを回収したい。警察から頼まれた。生体検査が必要でドールを調べる必要がある」などと話したという。
確かに故人宅内には等身大の女性ドールがあったが、故人が自然死だったことも相まって、不審に思った管理人は男の要求を断った。
その直後、管理人が故人宅前を通りかかったところ、誰もいないはずの部屋から物音がした。玄関はチェーンロックで施錠されていたはずだが、それが外されていたそうだ。
■故人宅に許可なく侵入
すると室内から葬儀屋の男が出てきて、「後ほど捜査令状とともに、女性ドールを回収しに戻って来ます」と話し、その場を去っていった。男には着衣の乱れがあったという。
断ったにもかかわらず無断で部屋に入られたうえ、故人の所有物が盗まれると感じた管理人は、警察に通報した。
すぐに警察が駆け付けて現場検証を実施したところ、室内にあった件の女性ドールは性的欲求を満たすための性具で、しかも使われた形跡があったという。警察は付着していた体液を採取し、DNA鑑定にまわしたという。
■不法侵入で男が逮捕
また、サバイバルグッズなどにも触れた形跡があったため、警察はこちらも指紋を採取して鑑識に渡した。現在、検査結果待ちの状態だ。
警察は、不法侵入、窃盗などの疑いで男を逮捕。認否は報じられていないが、警察の調べによると、本件以外で男による窃盗被害は確認されていないという。
男の逮捕を受けて、葬儀会社は男を解雇したと『WOWT 6 News』に話している。
(取材・文/Sirabee 編集部・宮 ちてら)
提供元・Sirabee
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