■阪神は焦っていた?

23日の試合で無得点に終わった阪神打線に「もうちょっと冷静にね。セーフティバントして塁に出るとか、まあたしかに走るチャンスもなかったですけど、つないでいく野球っていう意味で言うとね、もっと右打ちするとか、それからボールをもっとじっくり見るとかね。もっと工夫があってもよかった」と江本氏は語る。

佐藤輝明選手や大山悠輔選手の名前を挙げ、「阪神の打者が俺が一発決めてやろう、目立ってやろうというふうに見えた。それが結果的に完封負けにつながった」と分析。

さらに「ここは焦らずに、自分たちの野球に徹してほしかった。あんなにブリブリ振り回したら、相手のペースにハマってしまう」と苦言を呈した。