久保建英 写真:Getty Images

 ラ・リーガ(スペイン1部)レアル・ソシエダ所属のMF久保建英が、負傷により3日続けてトレーニングを欠席。9月のドイツ戦、トルコ戦に臨むサッカー日本代表「森保ジャパン」のメンバー入りが難しい状況となっている。

 久保は加入1年目の昨季からソシエダの主力選手として活躍。今季もラ・リーガ開幕から3試合つづけてスタメン出場。いずれの試合でもMOM(マン・オブ・ザ・マッチ)に輝くなど好調を維持する一方、今月26日のラス・パルマス戦では75分で途中交代に。現地では当初、同選手の交代に疑問の声が上がっていた。

 しかしスペイン紙『ムンド・デポルティーボ』は28日、クラブ関係者の話として「久保は右大腿四頭筋に違和感を抱えたため、トレーニングを欠席した。今週、経過観察を行う必要がある」とリポート。するとスペイン紙『マルカ』は30日に「久保が3日つづけてトレーニングを欠席。彼は筋肉の違和感に苦しんでいる」とし、9月2日のグラナダ戦出場は厳しいとの見通しを示した。

 日本代表は日本時間9月10日未明にドイツ代表、12日にトルコ代表と対戦。2試合にむけての代表メンバーは今月31日午後に発表予定だ。久保が代表戦を欠場する可能性はスペイン国内で報じられていない。しかしコンディション回復次第では、招集見送りとなるケースも十分に考えられる。