■「余裕がない」と言う両親
そんなある日のこと、女性の両親が「教育費はもう払えない」と言い出した。女性の母親がアルツハイマー病を患っていることが分かり、今後のケアに大金が必要になる可能性が浮上したからだ。
両親には「申し訳ない」と謝られたが、「今さらひどい」という気持ちはどうしても払拭できない。これまでずっと教育費を払い続けてくれたことには感謝しているが、自分と夫には今後も同じ学校に子供たちを通わせるお金がないのだ。
■ショックは大きく…
この件で動揺した女性は、「最初から普通の学校に行かせば良かったのかもしれません」と後悔をにじませる。そして「自分の親や義父母に教育費を出してもらう人も多いはずですが、こんなケースもあるということを知ってほしい」と今の気持ちを明かしている。
女性は転校する選択肢しかないことを子供たちには打ち明けておらず、クリスマスがすむまで黙っておこうと考えているのだという。