ネス湖を訪れた観光客「水面下を動く巨大な影」に遭遇! 体長19mの巨大生物の正体は?
(画像=画像は「Getty Images」より、『TOCANA』より 引用)

 スコットランドのネス湖を訪れたフランス人観光客が、かなり大きな生物が水面下を泳いでいるように見える動画を撮影して議論を呼んでいる。

 撮影者のエティエンヌ・キャメル氏は妻と一緒にネス湖を訪れて休暇を過ごしていた。旅行の記念に風景写真を撮っていたところ、水中に奇妙な物体があることに気づいて驚いた。「あまりにも長い長い影を見てびっくりしたんだ」とキャメル氏は振り返り、その物体の長さはおよそ15~19メートルはあったと推測している。彼は妻を呼び、二人で観察してみたところ、その物体が小さな波を立てながら動いているのを見て驚いた。

 ちなみにキャメル氏は当初、謎の影は雲の影ではないかと疑っていたそうだが、頭上には奇妙な形を説明できるような雲はなかったという。謎の巨大な物体は水面下に数分間留まり、やがて消えた。

 キャメル氏は「ネス湖の怪物が先史時代の生物だとは信じていない」と主張しているが、自分が撮影したものについては何の説明もできないと認め、「かなり奇妙だった」と述べている。

 ところで、ネッシーが実在するとして、その正体は何なのか? 昔からプレシオサウルス等の絶滅した古生物から大ウナギやチョウザメ等の巨大魚など、さまざまな説が唱えられてきた。2019年には、ニュージーランドの遺伝学者ニール・ジェンメル教授が、ネス湖にて大規模な調査を行い、採取した250の水のサンプルに含まれるDNAを分析。ネス湖に生息する動物の種類を正確に特定するという研究の結果を公開したこともある。DNAの中には未知の生物のものは存在せず、ネッシーは巨大なヨーロッパオオウナギであるという可能性が非常に高くなった。

 なんとも夢のない話で終わってしまうかと思いきや、今年に入り、数学者が「ネッシーが巨大ウナギである可能性は、実はあまりにも低い」と算出。ネッシーは謎の巨大生物としての地位をふたたび取り戻した。

 ネッシーの正体が明らかになる日は来るのだろうか。

参考:「Coast to Coast AM」「The Telegraph (MSN)」

【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS(アトラス)」からの提供です】

文=加藤史紀(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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提供元・TOCANA

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