アンバサダー契約は打ち切られたものの、本拠地オールド・トラッフォードでは、今2024/25シーズンも苦戦を強いられているユナイテッドを見守る日々が続きそうだ。

 一方で、ユナイテッドでの肩書がなくなったことで、馬主および競争馬生産者としての活動をさらに加速させる可能性もある。2004年、天皇賞や3歳クラシック競争も含め、G1レースにおいて外国馬の参戦が大幅に開放され、以降、何頭もの外国馬が日本のG1レースに挑戦している。いつか、ファーガソン氏が馬主として、2008年のFIFAクラブワールドカップ以来の来日などという日が来るかもしれない。